離婚の話合いをするに当たって、次のことを行なっておくことをお勧めします。
■離婚成立日を設定しておく
だらだらとした話合いを防ぐため、当事者双方が離婚日を意識することが必要です。
■交渉の落とし所を考えておく
離婚の話合いも交渉ですので、落としどころを織り込んだ青写真を描いておいてください。
■別居をして冷静になってみる
ご自分の判断をもう一度振り返る時間を持つことも必要です。
■当面の生活費を用意する
別居や離婚後の当面必要となる費用を準備する
■財産等を詳細に把握する
養育費や財産分与の額を算定するためには、財産や相手方の収入を詳細に把握しておく必要があります。
■離婚条件の決め方
相手方の支払い能力を無視した話合いは、うまくまとまらない可能性があります。客観的に金額の根拠を説明できるとベターです。

具体的には、家庭裁判所で用いている算定表による養育費の月額請求や、過去の裁判例に基づいた慰謝料額の請求方法を取って、その妥当性を相手方が理解できるようにすることをお勧めします。